KOBE TASTING BOX飲み比べ アールグレイ&ロイヤルブレンド編
7種類のブレンドを楽しめるKOBE TASTING BOXを飲み比べ。
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アールグレイ:柑橘系のベルガモットの香りが楽しめるフレーバードティーでストレートティー向け。アイスティーにも最適。
ロイヤルブレンド:優雅な甘いダージリンフレーバーが香る、コク味も色もしっかりしたブレンドです。
(箱裏より引用)
飲み比べをするにあたって、以下のレギュレーションを設けています。
- 基本的にはホット・ブラックで飲む。
- 抽出時間は箱に記載された通りに行う。
- 箱におすすめされた飲み方があれば、それも含めて評価する。
- すすめられていなくても、やのとが判断してミルクティーなどにして飲むこともあり。
- 順位付けはしない。
とはいえ、私はテイスティング素人なのであしからず。
アールグレイ
着香が少し控えめのようで、感じた香りは芳香剤のようなキツい柑橘臭ではなく、『華やかな柑橘香』といった感じでした。口へ含んだ時、花の香りにも似た匂いが広がり、飲み込んだ後の口内には柑橘類のさわやかさが残ります。ホットティーですが、後味のすっきり感が心地よかったです。
茶葉の味は若干の渋さ以外、ほとんどクセを感じませんでした。渋味もしつこくなく、ベルガモットの香りを邪魔しません。
アイスティーで飲んでみた
ベルガモットは柑橘類のはずなんですが、アイスティーにしたことでさらにフラワリーになったような気がします。
そして後味のさわやかさも健在……なんですが、ホットで飲んだ時のほうが落差があって楽しかったです。
香りの感じ方は変わりましたが、ホットティー同様控えめな香りなので、アールグレイを飲み慣れていない方でも、試してみると意外とおいしく感じるかもしれません。
ロイヤルブレンド
湯気の香りは確かにダージリンだったのですが、風味となると少し疑問が残る香りに。どうにもケニアが強く出てしまって、ダージリンの香りがかき消されている印象です。
しかし味は意外と共存しているようで、ケニア紅茶の深い甘味とまったりとした渋味と一緒に、ダージリンの鋭さが感じられました。
どちらかというとケニア紅茶がメインの印象で、そこにアクセントとしてダージリンがブレンドされているように思いました。
ブレックファストティーほどではないですが、全体的に味が濃いめで、ミルクを入れても良し、砂糖を入れても良し、どんな飲みかたにも耐えそうな紅茶です。